Aさんは、システムトレーダーだ。10MAを超えたら買い、割ったら売る。フィルターは10MAが上向きの時は買いだけ、下向きの時は売りだけだ。このフィルターはエントリー時のフィルターと言う。ではここに利食いの際のフィルターを考えてみよう。

その1つは、値幅で利食いをすることだ。ドル円の場合、FX比較すれば、ポンド円よりも値動きが小さいのが特徴だ。だから、3円も動けば利食いとしよう。当然、損切りは3円以下に設定するようにする。

これで、トレンドフォロー系で、エントリー1つ、エグジット1つのフィルターとなる。どの本にも書いているよなシステムであるが、これでもトータルの利益となるはずだ。だが、人間特にザラバも見ているような投資家であれば、さらにフィルターを加えたくなるはずだ。

そこでエントリーをさらに追加してみよう。それは翌相場分析で利用される、移動平均かい離率を加えてみよう。つまり、移動平均から乖離しているところではエントリーを行わないのだ。上に10%も乖離していたら、そこから買いは行わない。逆に、下に乖離している場合は、売りを行わない。簡単だ。逆にいえば、これはエグジットのフィルターとなる。

仮にMA上で買ったとする。相場は運よく上昇した。そして乖離率の10%を超えた。そしたら、寄りで、あるいは引けで、あるいはザラバ中に、超えたあたりで値動きを見て利食いを加えるというものだ。ここでエントリー2つ、エグジット2つの、トレンドフォローのシステムとなる。逆張りを行わないのが特徴だ。これをシステムのFX比較と言う。

FXはシステムが働きやすいといわれています。実際、トルコリラも移動平均線による売買を検証すれば、過去有効であることが分かります。そのため、投資の出入りを決めておくことは重要です。入りは様々な環境から、そのときのトレンドを知り、その方向性についていくのが基本でしょう。

大きなトレンドを取る場合は、ロングが非常に有効です。上昇相場でトルコリラをロングしておけば、為替益だけでなく大きなスワップ金利も有効になるからです。しかし、買い相場は我慢相場ともいわれるように、我慢が必要になります。一方、売り相場は値動きが早いために、短期勝負が一般的です。その場合、短期トレンドラインなどすぐに利食いをする方法が有効かもしれません。

つまり、トルコリラへの投資を考える場合、売りと買いの時で、新規と決済のルールを買えるというものです。どちらもトレンドについていくことは同じです。しかし、相場が立ったとき利食いが遅れればドボンにはまり利益が小さくなります。同じように売りの場合も利食いが遅くなれば、利益が削られます。買いの最後と売りは利食いを早め、買いの初期段階は利食いを遅くする。そうした決済方法は非常に理論的で、実践に向いています。

トルコリラとポンドチャート

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トルコリラの金利は非常に魅力的です。しかし一方で為替変動には注意が必要です。常にチャートを確認するようにしましょう。そういった意味では、ポンド円と非常に似ています。

ポンド円の月足チャートは250円から約50円近く下落。ポンドの弱さが目立っています。三尊形状からの下落ときれいになっています。ただ、95年以降の上昇は維持。最終的な節目は180円当たり。今から20円も下値になります。その前は月足の雲の上限がありますが、雲は薄く、下落のばあい下に抜けてきそうです。上昇には時間が必要そうです。ただ、急落からは一服の可能性。トレンドラインを上に抜けて週が始まりそうです。とはいえ、月足2波動目で1.618倍形状になりそうで、もう一段の下落もありそうな雰囲気。

週足では転換線基準売りとなり、転換線を越えない弱い状況が継続。週足割れの陰線です。戻り売りが始まるならここからで、1月は週明けギャップダウンから大きく売られました。下には節目もなく、非常に買い方リスクが高い状況です。180円が見えています。

日足チャートでは陰線が3日続きました。206円を割れれば、205円割れも視野に入ってきます。日柄、値幅ともに余裕があり、売られる可能性。買われるならば208円を超えてこなければなりません。一応日足ベースではやや売られすぎですが、まだ売られる可能性は高いといえます。

つまり、ポンド円は180円への下落へ向けて動いており。まだ下落が始まったばかりといえそうなので、注意が必要です。

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